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BAY CITY CARNIVAL FINAL

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BAY CITY CARNIVAL FINAL実行委員長より

今からちょうど40年前に「ヨコハマ・ハイスクール・ホットウェーブ・フェスティバル」が横浜の街で産声を上げました。
当時の日本は「ロック=不良だ」と言うような風潮があり、自由に活動の場所を作れない高校生ミュージシャン達を救うべくスタートしたコンテスト形式のフェスティバルで、スタッフも出演者も全員高校生。
高校生による高校生のための音楽の甲子園として親しまれるようになりました。
横浜市や横浜市教育委員会、そして当時のバンドブームの勢いが合致して横浜市教育会館~神奈川県民ホール~横浜スタジアムへとその舞台を大きく発展させて、実に18年間に亘って日本のアマチュアバンド音楽シーンを盛り上げ続けました。

この「ホットウェーブ」を巣立ってメジャーデビューを果たしたミュージシャンも決して少なくありませんでした。
その中でも生え抜きのバンドが集結して1986年1月にスタートしたのが「BAY CITY CARNIVAL」です。
それぞれのグループの演奏時間は極端に短いのですが、開演と同時にスペシャルなコンテンツで演奏が始まると各バンドが音のバトンを繋ぎ始めます。
いわゆるバンドとバンドの転換時間が0分なのです!
コンサート全体のアンコールまでノンストップで進行して行くと言う「未だかつて無いジョイントコンサート」。
「BAY CITY CARNIVAL」はその独特のライブスタイルで一躍有名になり、「ベイシティファン」が急激に増えて行きました。
ピーク時には横浜文化体育館・日比谷野外音楽堂・日本武道館で開催されました。

2022年11月12日、その当時メインメンバーだった6グループがオリジナルメンバーで一堂に会します。
30年振りに企画されたのが、今回のライブ「BAY CITY CARNIVAL FINAL」なのです。
アンコールで必ず合唱する「何もかも忘れ Rock’n Roll」の一節に「これで最後になるかも知れないオレ達のステージ」と言うくだりがあります。
正にその思いを誓い合い、出演者全員が一丸となっています。

懐古主義的ノスタルジックな気持ちではありません。
純粋に自分達が生きて来た道程の中でキラキラと輝いていたひと時を思い出し、今まで長い間応援してくれているファンの皆さんと貴重な時間を共有したいと願っています。

「BAY CITY CARNIVAL FINAL」。
それぞれの人生を思い、しっかりと胸に刻み込みましょう。
応援をよろしくお願いいたします。

BAY CITY CARNIVAL FINAL実行委員長 川戸昌和


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